オーバーラミネート
摩擦・アルコール拭き・紫外線を受け止め、下の印刷面を守ります。
- 主な材料
- 28µ 光沢/マットBOPP、23µ PET、ソフトタッチフィルム
- 厚み
- 23–38 µm
めくり式で省略すると、2回開閉しただけで折り目が白く擦れます。
技術
材料、部分糊の設計、印刷、打抜き、検査——積層ラベルが充填ライン、コールドチェーン、そして顧客の指先に耐えられるかを決める要素です。
層構造の解剖
多層ラベルは「めくれるシール」ではなく、積層材そのものです。印刷面、ヒンジ、バリア層、部分糊、剥離面——各層に役割があり、一層でも選定を誤ると充填ラインや現場で剥離します。
摩擦・アルコール拭き・紫外線を受け止め、下の印刷面を守ります。
めくり式で省略すると、2回開閉しただけで折り目が白く擦れます。
棚で見える面。ブランドデザイン、バーコード、めくり位置の表示を担います。
透明表面層を印刷済みの下層に重ねる場合は白ベタが必須。ないと下の面が透けます。
構造の要。糊殺し帯で折り返しを閉じ、それ以外は非粘着にしてきれいに開閉できるようにします。
糊殺し幅を誤ると、パレット上で勝手に開くか、店頭で全く開かないかのどちらかになります。
この構造を選ぶ理由そのもの。追加言語、用量表、クーポンコード、成分表示、SDSへのQRなど。
インディアペーパーは面数を稼げますが、冷蔵ケースに入る製品では破れます。その場合は合成紙へ。
製品の寿命いっぱい容器に貼り付いている層。結露、冷凍、宅配時の擦れに耐える必要があります。
HDPEボトルと再生PETボトルは表面自由エネルギーが大きく違い、同じ糊では両方に効きません。
包装ゴミではなく精密部品です。抜き深さ、ラベル供給速度、毎分300本での立ち上がりを左右します。
華南の夏はグラシンが吸湿して寸法が動きます。見当精度が要る場合はPETライナーへ。
設備・能力
多層加工の不良は、ほぼ「接合部」で起きます。そこを工程ごとに管理しています。
多層案件は印刷データではなく構造図から始まります。折り線、糊殺し範囲、面番号を入れた抜き型図をお返ししてから、はじめて製版に進みます。
02長尺・ベタはUVフレキソ、バージョン違いや小ロットはHDデジタル、特色と40言語版が同時に必要な案件はコンビネーションで対応します。
032ドルのボトルを20ドルに見せる加工群。すべてインラインで行い、印刷との見当を0.1mm以内に収めます。
04多層の成否が決まる工程です。パターン糊付け、プラウ折り、セミロータリー/レーザー打抜きを行い、ハーフカット深さを2,000mごとに確認します。
05多層案件は全数カメラ検査です。内面が1面欠けても仕上がりロールでは見えませんが、充填ラインでは致命的になります。
見積依頼
面数、貼る容器、販売市場をお知らせください。通常1営業日以内に、構造図・材料提案・価格をお返しします。